記事一覧

屋根の塗り替えにはタスペーサー

これは屋根のコロニアル(スレート)葺などの重なりの間に挟む部品で、屋根の塗り替え時に使用します。新築から10~15年経つと屋根材が劣化し、雨漏れの発生しやすくなってきます。屋根を塗装することで防水性が確保できることや美観もよくなります。ただ、スレートなどの板を重ねて葺く屋根の場合は重なった部分が通気の役割をしているので、塗装により、そこが塞がってしまうと雨漏りの原因になりかねません。以前は塗装屋さんが...

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あの小窓の向こう側

お引渡し間近のKさん宅。日に日にお腹が大きくなってきた奥さまと現場で打合せをしているうちにふと思いました。あの壁に小窓があったら、、、、Kさんご夫婦にその旨をご説明して、快諾して頂き、図面にはなかった窓を工務店さんにお願いして、窓をつけてもらうことにしました。あの壁の向こう側は玄関。茶色の枠にデザインガラスをはめ込んでちょっとお洒落にした窓を開ければ、これから学校に向かうお子さん、張り切って仕事に向...

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借景

大きな用水路脇に完成したFさん宅。座敷に座った先に潤いある流れが堪能できるように窓を配した。冬になると流れも穏やかになり、鴨や鷺もやってくる。その場所がもっている資質をすこし取り入れだけで毎日がたのしいと思う。...

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知的障がい者生活介護施設とは

縁あって、知的障がい者生活介護施設への用途変更のお手伝いをいくつかさせて頂きました。仕事を通じて判ったことは、障がい者に対する理解が世間的にはまだまだ薄いということ。障がい者というと「身体障がい者」とひとくくりに思われて、役所の窓口によってはバリアフリー対策を重視するように求めらたりしました。実は障がい者には「身体障がい」の他にも「精神障がい」「知的障がい」があります。「知的障がい」の場合は身体的...

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夢のお手伝い

構想約1年。この度待望のアトリエ・ポンムさんのお菓子工房が完成しました。ご自宅併設で使い勝手が良好。コールドテーブル前の窓からキッチンを眺めることも出来ます。ご自宅キッチン同様、シンクの中央に眺望の良い窓が配されます。保険所の検査もクリアして、直ぐにでも営業開始が出来ます。が、ガスオーブン屋さんが手配を間違えたので暫しのスタンバイでした。工房の完成の記念にお菓子の詰め合わせを頂きました。おいしそう...

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風が吹き抜けるのに便利な玄関ドア

春も過ぎれば、ジメジメの梅雨、そして酷暑。エアコンもいいが、家の中を自然の風が吹き抜けるのが一番心地よいもの。昔は玄関を空けたままにしておけば風の通りがよかったのですが、このご時勢では難しいものです。最近の住宅用の玄関は風が抜けるようにという機能が少なくなり、防犯性を高めた堅牢なつくりになってきています。画像のようにドア上に明かり採りの欄間があってもハメ殺しで開かないものが殆どです。ドア自体が高い...

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日常では気にしていない有難さ

駅から現場に向かうのに、あらかじめグーグルマップを活用し、近道を探して移動することが多いのですが、この普通の階段を下る際につまづきそうになりました。原因を調べるとなんと階段の段差がマチマチだったのです。さらに足で踏む部分(建築用語では踏面〔ふみずら〕といいます。)の長さもバラバラでした。ご近所の人達がDIYで造ったのかも知れません。考えてみれば階段は片方ずつの足を交互に使うので、片足に全体重が乗り、...

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寒肥実施

TOFUハウスの落葉樹は春に向かい青葉が開く。雑木なので手入れをしなくても育つとのことだが、去年は暑さで葉が元気が無かった。もともと粘土質で軽石も出る土壌なの木の生育には、向いていない。と、いうことで冬の間にリハビリ?をしてもらおうと、寒肥を施すことにした。肥料を調合した後に葉先の真下に穴を掘って埋めるのだ。葉の先の真下に根の先があるからそこに栄養を送る。石と砂利を移動して、、、穴を掘って埋める。少し...

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柿ノ木を残したい気持ちがわかりました。

打ち合わせの帰りに施主のご両親より柿を頂きました。これから家を建てる場所に植わっている柿の木から獲れた柿です。家を建てるにはどうしてもこの木を伐採しなければなりません。最後の柿という訳です。数日後、熟した柿を口にしました。これが実に美味しい。果物店で販売していてもよいほどの糖度と皮の薄さ。ご両親(特にお父様)が名残惜しいと思われていることがよくわかりました。それから数日後、お父様が探されてきた伐採...

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ここまでくるとほぼ完成ですが、、

着色も済み、ほぼ完成。なのに相変わらず、通りがかりの人から「あれはなんですか?」と、、「食べ物やさんですか?」と、、きっと頭の中が「???」になっているのではないでしょうか。...

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益々、質問が激しくなってきたそうです。

通りから奥なのに、人によっては敷地に入ってきて、「あれは何ですか?」と訪ねられるそうです。最近では「食べ物屋さんらしいです」と答えているとかいないとか、、...

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直管型もLED

事務所や学校の照明に使われる直管型蛍光灯。消費電力も少なく、耐久性もあり、製品代も高くないので、とてもお得。で、この直管型にもLED化の波が押し寄せてきた。消費電力では蛍光管を少しだけ上回るだけで製品代はまだ高いLEDかったのでまだまだ蛍光管でイケると思ったが、メーカーも本腰を入れてきた。今迄、蛍光管を使っていた事務所も直管型LEDに付け替えることが出来る。さあ、その実力はいかに、、、...

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「あれは何ですか?」とちょくちょく訪ねられるとお父様がおっしゃいますが。

通りから少しだけ見えるはずなのに、今迄と景色が違うと人は違和感を覚え、その答えを探して五感で感じ取ろうとする。先日も見知らぬ人から、「あれは何ですか?」と質問されたという。話しかけられた当のお父様も実はよく判らないのだ。Tさんと私と監督と大工さんの秘密。...

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玄関がこのように変わりました。

前回の記事で「腕の良い大工さんだと玄関カマチが生まれ変わる」とご紹介しました。今回は「腕の良い大工さんだと玄関ごと生まれ変わる」ことをご紹介します。生まれ変わる前の玄関は画像のような感じです。生まれ変わった玄関には段差を少しでも解消するために、中間に「式台」というステップを設えました。そして、お祖母さんやロングブーツのゲストが楽に脱ぎ履き出来るベンチや、手で体を支えるための丸柱を増やしました。小さ...

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バリ島のビラの門をイメージして造ろうと思います。

現在、バリ島のビラをイメージした邸宅を建築中です。なるべくリアルを目指しながら日本の街並みと融合させた折衷タイプに仕上がる予定です。ビラの入口には画像のような門が必ず設えているものなので、クライアントも熱望されていたのですが、見積段階でどうしても予算があわずに泣く泣く見送っておりました。しかしながら本体が完成間近になった今、復活することになりました。この夏の暑さがバリ島の気候を髣髴させてクライアン...

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生まれてはじめて海が見えた日

ご実家の横に住まいを設けようと、納屋と車庫の跡地に家を建てはじめてもうすぐ完成するTさん宅。この日はご家族で2階のバルコニーに上り外を眺めていました。Tさんが生まれ育った横に建つご実家は平屋の大きな家。遠くの景色など興味がなかったのですが、この2階バルコニーから海が眺められることをはじめて知り、嬉しそうにながめていました。ずっと慣れ親しんだ土地でも新たな発見があると新鮮ですね。...

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直して使う。ここまで蘇ります。「うおいちばん」の場合

長屋型式の蕎麦屋さん跡地を使い、新しく魚料理の居酒屋を開く若き大将。修行時代に培った料理の腕と食材の目利きと運営ノウハウを生かして、ここでご自身の理想を叶える。と、どのような施工業者を選んだら良いのか、またそのように接したら良いのか相談を受けて、アドバイザーを引き受けることになった私。このサイズの店舗であれば設計施工一体、もしくはパートナーシップで手掛けている、俗に言う、店舗屋さんが良い。数社に声...

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腕の良い大工さんこそ真の匠だと思う その2

玄関脇にあるこの和室を少し落ち着きある空間にすべく、引違戸の場所を壁にして、収納を取り外した場所に新たに引戸を造ります。引き違戸だった場所には石膏ボードが張られました。収納は取り外されて新しい出入口が出来たのですが、元々、収納なので長押が無く、横のラインがそこでプツンと切れて、「リフォームしたのだ感」が出てしまいそうです。そこで大工さん、収納の上についていた長押を上手に取り外しておき、手を加えて取...

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腕の良い大工さんこそ真の匠だと思う

リフォームの現場ほど、大工さんの技が冴えるものはない。仕事を忘れて毎回、見入っては唸ってしまう。今回も唸ってしまった。例えばこの何気ない玄関。玄関とホールとの段差があるので現状二段にして、段差を和らげている。二匹のワンちゃんが立っている所が二段目で手前が一段目。一段目と玄関までが高いので一段目を下げて均等に上がれるように造りかえるのだが、、、一段目を取り外したらそこには土台があり、低く取り付けよう...

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鏡に聞いてます。

立派なアジアンテイストの鏡な鏡を真ん中に置き、打ち合わせをしている現場監督と大工さん。壁に掛けるようにするだけであれば、壁補強の方法を考えるだけなのですが、せっかくなのでギミックを考えているのです。クライアントのTさんが持ち込んだお気に入りの鏡がどのようになるのでしょう。皆で考えます。お楽しみに、、、...

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プロフィール

設計事務所代表

Author:設計事務所代表
アトリエシゲ
ホームヴァンスを
テーマとした
建築設計事務所です。
http://atshige.com/
神奈川県小田原市蓮正寺8-16

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